【社員紹介/インタビュー】頼れる先輩スタッフ紹介!②

「NO」とは言わない先輩たちの挑戦!
大手の建築設計事務所やゼネコンからも高く評価されている同社。自社製の意匠建材を武器に営業として活躍する先輩社員たちは、その魅力を最大限に引き出し、建築現場でのニーズに応えることに全力を注いでいます。今回、2人の先輩社員にお話を伺い、仕事内容や営業としての信念、そしてどのようにしてやりがいを見出しているのかを詳しく聞くことができました。

ランドマーク的な建物にも採用される「地図に残る意匠建材」を製造販売できることが誇りです!
──エヌ・エス・ケー ニシダ工業に入社するきっかけは?
D.S(本社 技術営業担当) 大学で土木工学を専攻し、卒業後は名古屋の設備会社で空調や給排水、電気設備などの施工会社で管理を3年弱経験していました。大阪に住んでいる親と同居するため、転職を考えていたときに出会ったのが当社でした。内外装に使われるALSTOME®(アルミストーン)という意匠性に優れた建材を目にしたとき、「これまで現場でこんなスゴイものを見たことがない!」と驚きましたね。アルミに和紙や天然石、木材などの風合いを持たせているのですごくキレイで、「この製品はこれからもっと世に出ていく。この会社には将来性がある!」と確信し、入社を決めました。
──入社後はどのように働かれていましたか?
D.S 入社後の約3年間は製造現場でモノづくりに携わり、その後は設計業務を行いながら、少しずつ技術営業も任されるように。昨年7月には「NC複合切断機」の導入に関わったり、商材の企画開発を行ったりしています。現在のメイン業務は、関西圏の設計事務所への営業活動。チャンスがあれば全国に足を運び、自社の意匠建材のPRをしています。
──広範にわたる仕事をこなされていますね。仕事に対しても自由な風土を感じました。ですが、広範にわたるが故の苦労も同時に感じました。その中でも難しいと思うことはありますか?
D.S そうなんです(笑)。中でも難しいのは、一つとして同じ案件がないこと。お客さまから聞いた言葉のニュアンスを汲み取り、一品一様、多品種小ロットの製品をカタチにしていく仕事なので、毎回困難を極めます。それでも「何が何でもお客さまに満足していただけるモノをつくるぞ!」という信念を持って常に取り組んでいます。それだけに、モノが完成した瞬間の感動はひとしお。日本全国の著名なビルや商業施設などに使われ、「地図に残る意匠建材」を製造販売できることが、とても誇らしいです。
──携わった仕事の中で、印象的だった事を教えてください。
D.S 特に印象に残っているのは、韓国で建設された世界的に有名なハイブランドショップの外壁材に、当社の製品が採用されたこと。ビル自体が特殊な形状で、立体的な壁にマッチした加工をしなければならず、頭を悩ませながら角度や寸 法が合うまで試行錯誤を繰り返し行う。最終的にビシッとハマったときは本当にシビレました。「やったぞ!」と、胸が熱くなりましたね。

オーダーメイドが当社の強み。お客さまの多彩なニーズに柔軟に対応しています!
──エヌ・エス・ケー ニシダ工業に入社するきっかけは?
S.H(東京オフィス 営業担当) 子どもの頃からクラシックバレエを習っていて、高校卒業後にプロのバレエダンサーとして東京やドイツで舞台に立っていました。その後は裏方として舞台関係の仕事に就いていたのですが、縁があり当社の社長とお会いし、その人柄に惹かれたことが入社を決めた理由です。
──違う業界から来られたのですね。入社後はどのように働かれていましたか?
S.H 入社後は東京オフィスに所属し、営業として意匠系の建築建材を提案・販売しています。入社当初は、自分が成約してきた案件でも自分ではできないことも多く、ほとんど製造チームに回して任せていました。少しずつ経験を積み重ねていくうちに、5年目ぐらいから、どこに材料を発注して、形状に合った加工ができる業者に依頼して、といった段取りを最初から最後まで自分で考えて、実行することができるようになりました。
──長い歳月を経て今があるのですね。現在の営業についてもお教えください。
S.H 下積み時代は長いようで短くも感じました(笑)。現在の営業先は関東圏の大手から個人経営までの設計事務所ですが、ときにはゼネコンや施工業者からご依頼をいただくことも。案件の獲得には、こちらからお客さまにアプローチをして新作の建材をPRしたり、お客さまからのお問い合せやご依頼に対応したり、展示会で商材の提案をしたりとさまざまなケースがあります。
──御社の強みは?
S.H 私が思う当社の強みは規格品ではなく、一品一様のオーダーメイド品を受注生産していること。当社の持っている素材の品質を維持しながら、お客さまのニーズに合ったモノをお届けしています。
──なるほど。オーダーメイドだからこそ難しいところもありそうですね。
S.H はい。お客さまから「違う素材、違う色でこういうことはできないのか?」といったご要望に、何とかお応えしていくのが営業としての腕の見せ所。「これは難しい」と思っても、簡単には諦めないという信念を持ち、「それはできません」とは決して言わないよう心がけています。とにかく一度預からせていただいて、何とか社内で話し合い、方法を考えて答えを導き出すのが当社の営業スタイル。
──「諦めないでまずは頑張ってみる。」理解はできていてもなかなかできないですよね。
S.H だからこそ苦労はありますが、難しければ難しいほどニーズに対応できたときは、大きな達成感があります。当社の意匠建材はランドマーク的存在の著名な物件にも多く採用されているので、やりがいも抜群。自分の手がけた案件が完成したのを実際に見ると、気持ちが上がりますね。

2人が掲げる今後の目標。自分たちの手で魅力的な商材を開発し、そのブランド価値を高めていきたい!
──2人の今後の目標は?
D.S 当面の目標は、リリースしたばかりのアルミニウム意匠建材「ALcalm®(アルカーム)・ALbright®(アルブライト)」シリーズのブランド価値を高めること。そして、もっと経験を積んで、どんな難しい案件でもそつなくこなせるようになることが今後の目標です。
S.H 今後の目標は、自社製品の開発に携わること。具体的なイメージはまだありませんが、当社は営業職でもモノづくりに深く関われる会社なので、次の柱となるようなブランド商材をつくってみたいですね。そのためにも、もっと主体的に動けるようになり、広い視野でアンテナを張ってさまざまなトレンドをキャッチしていきたいと思います。
──最後に、入社希望の方にコメントを下さい。
D.S 当社は業界の方々も見たことがないようなデザイン性の高い意匠建材を扱っているので、とても営業がしやすく働きやすいのが特長。サンプル帳を見せたときのお客さまのリアクションがとても良く、「おお、キレイ!」と口を揃えて言っていただけます。自社製品が優れているので、誇りを持って仕事ができますね。また、社員がやりたいことをバックアップしてくれるのも魅力の一つ。私自身、そのおかげで多彩な業務に携わることができています。
